ヨガの呼吸法。ヨガは鼻呼吸?口呼吸?

流派によっては、口呼吸をする場合もありますが、結論から言うとヨガは基本的には鼻呼吸です。
間で口からため息で、はあ〜と吐くのはOKです。ではこれから鼻呼吸と口呼吸の違いを説明していきます。

鼻呼吸と口呼吸の違い

解剖学的視点において、鼻とは呼吸器という分類にあり、口は消化器という分類になります。ですので、私たち人間の体の構造上は、口呼吸が出来ますが、本来口とは消化器という分類になります。
なので、口呼吸メインに行うことはオススメはしません。
ではこれからもう少し細かく、鼻呼吸と口呼吸の4つの違いを紹介していきます。

1 フィルターの効果があるかないか

鼻には鼻毛があり、鼻毛は様々な細菌やホコリ、汚れなどをフィルターの効果で体内に侵入しないように守ってくれている働きがあります。
口から吸ってしまうと、フィルターの効果がなく、雑菌などがダイレクトに体内に入りやすくなります。

2 体温の違い

鼻呼吸は身体を温める効果があると言われていて、逆に口呼吸は身体を冷やす効果があると言われています。鼻呼吸自体が身体を温める効果があるイメージが湧きにくいかもしれませんが、口呼吸は身体を冷やすと言うことはイメージが湧きやすいかと思います。
鼻呼吸は体温を保持してくれる効果があり、口呼吸は体温を冷ましていく効果があります。

3 湿度の違い

鼻呼吸は湿度を身体の中に与えてくれる効果があり、口呼吸では身体を乾燥させる効果があります。
口呼吸をするとなんだか喉が乾いてきたりしませんか?
鼻呼吸をしていても、身体が乾いてくる感覚はあまりないと思います。

4 集中力の違い

鼻呼吸は集中力を高める効果があり、正しい鼻呼吸が出来ていると集中力が高まり集中がキープされやすいです。
ヨガの練習をしていると、集中力を発揮して難しいポーズをとっていきます。何も考えない時間を作り出す場面では特に、鼻呼吸をすることで、集中力が高まり頭の中がクリアになりスッキリします。

口呼吸のメリットは?

では口呼吸のメリットはあるのでしょうか?
口から吸う事にはメリットはありませんが、口から吐くことにはメリットがあります。
口から息をはあ~っと吐くため息は良い効果があり、身体の疲れをとってくれたり、身体の力が抜けやすくなります。
ヨガのレッスンの最中にも、口から吐くことを促す先生もいると思います。口から吐くことで、体の力が抜けやすくなり、リラックスができる効果も期待できます。

まとめ

いかがでしたか?ヨガは基本的には口から吸って口から吐く、口呼吸ということがわかりました。
さまざまな効果がある呼吸を理解し、自分の体調に合わせて使い分けてみてくださいね。

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