マインドフルネス瞑想とは?効果と、実践法。
最近よく耳にする「マインドフルネス」とはどういう意味なのか?
そしてマインドフルネス瞑想をすることのメリットやどの蛹化効果があるのかを解説していきます。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは直訳すると「気づき」です。
つまり「自分の今の状態にしっかりと気づけていること」です。
これをマインドフルネスと言います。
マインドフルネスの真逆な状態のマインドレスネスとは?
マインドフルネスとは、自分の今の状態にしっかりと気づけていることとお伝えしましたが、少し分かりづらい方のために、マインドフルネスの真逆な状態「マインドレスネス」についてお話しします。
例えば「食事をしながらテレビや動画を見る」など、あなたもよくやっていませんか?口をもぐもぐさせながらテレビや動画の内容に夢中になっていますよね。
このとき、自分は今食事をしているんだという意識はほとんどなく、無意識に口をもぐもぐ動かしていると思います。
このような状態とは、マインドフルネス とは真逆な状態になります。つまり、自分の今の状態について「意識できていない状態」、その真逆な状態をマインドレスネスと言います。
テレビや動画を見ながら食事をしているときは「マインドレスネス」。
食事だけに集中して味わいながら食べているときは「マインドフルネス」というわけです。
なぜマインドフルネスが注目されているのか?
なぜ近年マインドフルネスが注目されているのかというと、まず結論から言います。
マインドフルネスを行うと実にたくさんのメリットがあると分かってきたからです。
マインドフルネスのメリット
- 脳が疲れづらくなる。
- 頭が良くなる。
- 集中力、記憶力が上がる。
- 物事を客観的に見れるようになる。
- メンタルが安定する。
- ストレスに強くなる。
- 幸福度が上がる。
- ポジティブになる。
- 免疫力が上がる。
- やる気がでる。
- 共感力、コミュニケーション能力が上がる。
- ダイエット効果。
マインドフルネスには、なぜこんなにもたくさんのメリットがあるのか?
マインドフルネスの感覚を持てるようになると、「今この瞬間」を生きれるようになるからです。
「今この瞬間」を生きれるというのは、過去を過去や未来に囚われないという状態です。つまり、過去にあった出来事に後悔することや、未来に起きるかもしれないことに対しての不安に押し潰されないということです。
これの何がいいのかというと、過去や未来に囚われず今この瞬間を生きれる人は集中集中力が高かったり、幸福度が高かったりするのです。
現代人は、過去の後悔や未来の不安によってジリジリと脳や心が蝕まれやすい状況にあります。頭の片隅に過去の後悔や未来の不安があり、それがメンタルに悪い影響を与えたり、集中力の低下につながっているということです。
スマホにおいてバックグラウンドで通信しているアプリがあるせいで、スマホの動作が遅くなる。
メンタリストDaiGo / 究極のマインドフルネスより
要するに過去の後悔や未来の不安が、常に頭の中にあり脳のエレルギーを蝕み、そのせいで脳の生産性が落ちてしまうということです。
どうすれば、過去の後悔や未来の不安に囚われないようになるのか?
どうすれば、過去の後悔や未来の不安に囚われないようになるのかというと、それは、マインドレスネスの感覚を掴むことです。
マインドレスネスの感覚を掴むための具体的な方法としては、マインドフルネス瞑想がありますが、それだけでなく普段の生活にも取り入れることができます。
マインドフルネス食器洗いや、マインドレスネス食事、マインドフルネストイレでも可能なのです。
これらのマインドフルネスの実践によって、マインドレスネスの感覚を掴めば「今この瞬間」を生きられるようになります。
そうすることで、実際に脳にも影響を受けています。マインドフルレスな状態が続くと使われる脳の回路が変化します。
マインドレスネスを実践している人の脳の働き方をMRIで見てみると、脳の前頭前野と言う場所が発達していて、働きが活発になっていると言う結果が出ているそうです。
前頭前野が発達して活発になると、マインドフルネスのメリットでも書いているようなたくさんのメリットがあります。
とても大切な前頭前野は、マインドレスネスによって筋トレのように鍛えられていきます。
マインドフルネスの実践法
呼吸瞑想
①楽な姿勢で座るか横になります。座っている場合は、背骨を下から積み重ねるように、頭のてっぺんまで引っ張られているように、背筋を伸ばして座ります。
②目を閉じて、体の力を抜いてリラックス。
③今の息を全て吐き切ってください。
④そこから自分の呼吸だけに意識を向け続けていきます。
鼻から出ていく息の温度や感覚、鼻から入ってくる息の温度や感覚に意識を向けていきます。そうすることで、自分の今の状態に気づきを与え、その感覚を養っていくことができます。
気が散ってしまったり、意識がそれたとしても大丈夫です。そのことに気づきジャッジせず、また呼吸に意識を戻していきます。
呼吸に意識を向ける→思考がそれる→呼吸に意識を向ける→思考がそれる→呼吸に意識を向ける・・・これを繰り返していくことで、脳(前頭前野)への血流が良くなり鍛えられるのです。
呼吸瞑想以外にも、日常の生活の中でも取り入れることができ、同じように食事や家事のなどの、今自分がやっている行動だけに意識を向けることができれば、それはもうマインドレスネスです。
まとめ
いかがでしたか?
マインドレスネスには効果がたくさんあり、呼吸瞑想や普段の生活でも簡単に取り入れることができます。
1日10分〜20分すると効果があるそうですが、まず1日3分からでも良いので試して続けてみてくださいね。